Equipment

Duffle bag



 さて、カルステンツを登ろうと思っている人には、興味深い、装備のページです。

 この登山では、ジャングル装備と、岩登り装備の両方が必要です。
 それを、バックパックとポーターに預けるダッフルバックに分けて、運びます。合計で25kg 以下ぐらいが目安でしょうか。ただ、それほどシビアにならなくても、重量は大体収まると思います。
 特徴的な装備を以下にあげます

treckingジャングル装備

Long boots・長靴

long boots遠征中10日の内、9日は長靴だ。とにかく大事。
膝下の丈、ぶかぶかで脱げないこと。先端と足裏が薄いと痛い目を見る。長靴によっては、インナーソールを入れてフィット性を高めるのもいいかもしれない。
足の豆を避けるために、靴下も大事。
また、すねがすれて痛くなることもよくある。上の写真では、長ズボン、長いソックスかタイツのいずれかの方法で、すねがカバーされているのがわかる。

私は、大同のニューマイティブーツⅡNSにした。これにメリノウールの中厚ソックスだ。少し暑苦しいかもしれないが、私にはぴったりだった。スパイクは不要かもしれない。他の人でスパイクブーツを履いている人はいなかった

長袖のシャツ

とにかく濡れる。泥で汚れる。速乾性第一で。
濃い暗い色のシャツが虫を呼ぶという話もあるが、昼間は虫は気にならない。とにかく乾きやすいものを。着替えも必須
ズボンも速乾性を考慮して。

かさ・雨具 

かさはあると便利だが、大きいとジャングルで引っかかる。上の写真で、真ん中のガイの後ろに大きな傘が見える。これが、ジャングルで大変だった。
私は折りたたみ傘にした。ちょっと丈夫さで不安があったが、なんとか持ちこたえた。

ponchoポンチョとゴム手袋雨具では、ポンチョが通気性が良くて使いやすい。そして雨具のズボンのすそは、泥に埋まってひどいことになる。私は雨具のズボンは使わなかった。



登攀用装備

登山靴

夏山用でいい。アイゼンは使わない。時期によるが、雪はないか、あっても少しのようだ。

防寒着 

ジャングルでは、夜の寝巻きにR1 hoodyを着ていた。最近の薄い雨具も、使い勝手がよく、役に立つ。
登攀中は、雨を考慮して下はオーバーパンツをはいている。写真の通り、上もそんなに厚着ではない。

手袋

登攀用の手袋はあった方がいい。石灰岩で指を切ることもないし、懸垂下降のときも使える。
通常の場合、カルステンツでは、防寒用のスキー手袋では暑すぎると思う。
ジャングルの移動用に、フランス人たちは厚いゴム手袋をしていた。これも悪くないと思う。

ラッペル

8環を!

薬系

tepika
✓ 消毒用ジェルは、気休めだが必要。
✓ 虫除けはあったほうがよい。テントに蚊がいると寝るときにうるさい。
✓ マラリヤ薬は、不要 (判断は自己責任でお願いします)
✓ 浄水剤は、気休め。水は、(普通は)ボイルするので、私は使わなかった。それと、川の水を直接飲まなかった。
✓ 足の豆ができたときのための対策が必要。いろいろ、出ているので、自分にあった方法で。
✓ ジャングルなので、すり傷等できる。絆創膏を。私は液体絆創膏とキズパワーパッドの二種類を持っていった



寝袋

-10~0℃くらいの想定で。 濡れた服の乾燥室となるので、暖かめの設定でいい。

サンダル

テントでは、サンダルが便利。私はクロックスを持っていった。